レーシック手術の合併症:レーシック手術と老眼治療 40歳からの視力回復ガイド

レーシック手術の合併症

レーシックは手術である以上、合併症が起こることがあります。


ですが、「レーシックはあらゆる手術の中で極めて安全で、成功率も高いものです。」(「レーシック治療のウソ、ホント」慶應義塾大学医学部眼科講師 根岸一乃著)


ただし、 「日本眼科学会の認める眼科専門医でレーシック手術をする」 ということが非常に重要です。


レーシックの合併症を乗り越えるためにも、きちんと眼科専門医に診てもらうことが大切です。




レーシックの合併症



  • 実質内上皮増殖

  • 手術後に戻したフラップの下に、角膜の表面の細胞が入り込んでしまうことで、濁りが生じたり乱視が出たりすることがあります。視力の影響があるようでしたら、フラップを再び剥離しその入り込んだ細胞をを取り除く処置をします。

  • フラップのズレやシワ

  • フラップを戻した後、小さなズレやシワができ、不規則な乱視が起こることがあります。視力に影響があるようでしたら、フラップを再び剥離しシワを伸ばす処置をします。

  • 層間角膜炎

  • 術後1週間以内にフラップの下に炎症を起こす場合があります。早期に点眼等の処置をすれば、ほぼ問題なく回復します。重度の炎症の場合は、フラップを再び剥離して、洗浄するなどの処置をします。

  • フラップ関連の合併症

  • レーシックはフラップ作成が重要ですが、未熟な医師が行うと、フラップが取れてしまったり、中央が薄く抜けたり、位置がずれたりという不完全なフラップになってしまいます。フラップ作成をマイクロケラトームではなく、レーザーで行うイントラレーシックでは起こる確立はほとんどありません。

  • 感染症

  • フラップを作成するために切開した角膜の切り口から細菌やウイルスが入り込む場合がありますが、現在ではほとんど発生していません(0.1%~0.2%)。軽度の場合は問題がありませんが、重度の場合には濁りが残る場合もあり、ひどい場合は。角膜移植が必要なケースもありえます。


  • 医原性ケラテクタジア

  • レーザーで角膜を薄く削り過ぎた場合に、眼圧によって角膜が前方に拡張する合併症があります。非常に重い合併症です。現在、眼科学会の基準では角膜ベッド(角膜の厚さ)を最低250ミクロン残すことになっており、日本眼科学会の認める眼科専門医でレーシック手術をされるなら、ほとんどありえない合併症となりました。



合併症が起きた場合適切な処置をすることによってまったく影響がでない場合もありますし、極まれに後遺症が残ってしまう場合もあります。


繰り返しになりますが、レーシックの合併症を乗り越えるには、きちんと眼科専門医に診てもらうことが大切です。

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